ブラックマンデー以上の下落!サーキットブレーカー発動!下落に直面した場合の対処法【初心者向け】

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2024年8月5日 日経平均4451円安の大暴落!!!

ブラックマンデーを凌ぐ、過去最大の下落幅となりました。

焼き野原状態で個別株投資家さんにとって大変な一日だったかと思います。

これまでが順調すぎて、誰もが買えば儲かる市場状況でした。

私も7月12日には含み益が過去最高額に到達して大喜びしていました。

そして、急転直下のブラックマンデーならぬ血の雨を降らすブラッディーマンデーが訪れてしまいました。

新NISAがきっかけで投資を始めたばかりの初心者さんに関しても厳しい状況かと思います。

私も積み立て枠に関しては、見事に含み損となっております。

この下落に対してどう接していくべきか記事にしていきたいと思います。

今回の下落の原因を推測

大口投資家の利益確定売りだと思われます。

以下に利益確定売りをする背景をまとめてみました。

・株価上昇に落ち着きが見えてきた点
・大口投資家の場合どこかで利益を確定しなければならないタイミングがある。
・米国経済の景気後退は以前より囁かれていた。
・米国に関して9月利下げがほぼ確定的
・その他経済指数的にも景気の落ち着きが見えている

管理人

大口投資家の大量売却+それに動揺した個人投資家が狼狽売りすることで大きな下落のうねりが発生したものと推測します。

リスクプレミアムの意味を再理解しよう

株式投資は個別株にせよインデックスにせよ、下落は必ずあります。

米国株式の場合は、為替が円高となった場合も基準価額の下落要素となるので、現在はまさにダブルパンチを食らっている状況です。

そのようなリスクに大切なお金を晒しているからこそ、リスクプレミアムはあるのです。

↑の画像は我らがeMaxis Slim 米国株S&P500の5年間のチャートの切り抜きとなりますが、このチャートから見ても分かるように最高値から、上下動を繰り返しながらも右肩上がりなのが分かります。

厳しい状況下でも狼狽売りせずに生き残った者だけがリスクプレミアムを手にすることができます。

今は厳しいかもしれませんが、試練の時期と割り切って耐える期間なのです。

長期的に市場に居残ること=未来予想ができる人間以外は下落も被弾せざるを得ないということです。

その後、稲妻のように上昇する場合もあります。

その場に居合わせることが大事なのです。

利確ならまだしも、損切りを確定させてしまった場合は本当のマイナスです。

インデックス投資で耐えきれなくなり、損切りした場合はリスク耐性が低かったとしか言いようがありません。

リスクプレミアムとはそのようなリスクがあった場合でもじっと我慢ができる人間に与えられるボーナスみたいなものです。

退場者が逃げるために捨てたお金を市場は飲み込み成長していきます。

言い方を変えると養分ということになります。

損益を確定させるまでは、含み損は含み益に変わる可能性があります。

リスクプレミアムを得るためにも下落時も我慢が必要と管理人は考えています。

私も投資歴3年半の初心者ですが…

2022年の下落相場に居残り続けて分かったことは「長期投資中に必ず下落は訪れる」ということです。

2024年8月5日のように大きく下落する日もありました。

実際に私のレバナスは-60%近くまで含み損を抱えた時期がありました。

レバナス掲示板では多くの悲観的な書き込みがあり荒れていました。

永遠に元の価額に戻ることはないとも囁かれていました。

狼狽売りして退場する人もたくさんいましたが、2024年7月には最高値を更新したのです。

私が下落中に対処したのは、ナンピン買いで平均取得価額を少しでも下げる事でした。

そのお陰で、平均取得価額がかなり下がり、現在では含み益がかなり増えました。

現在もまだまだ含み益状態です。

これも下落の底が見えない中で買い進めた結果リスクプレミアムを得たと言えるでしょう。

下落相場で私が学んだことは、下落時も居残ることが大事だという事です。


一旦利確(損切り)して再参加しようと考える人は多いでしょう。

私もそれができたらそうします。

しかし、タイムマシンを所有しているわけでもないので、素人の都合がよく市場が動くはずがありません。

多くのアクティブファンドを運用するマネジャーですら未来は読めず外すことが多いです。

長期運用をしていれば、何度となくあることなので下落に慣れる必要性があるということをお伝えしたいです。

リスク耐性は期間を重ねると自然についてきます。

まずはご自身にストレスを与えない金額で運用をすることをおススメします。

少しずつリスク耐性を強くしていくことが大切です。

積み立てから仕切り直しが良いと思います。

管理人も最初の2年間は積み立てが主でした。

日々の状況を把握するために、毎日積み立てをしていました。

リスク耐性がついてきたので、3年目の2024年からはNISAが主ですが一括派に変わりました。

管理人が過去から学んだ下落相場の対応策

2022年の色々ショックでも管理人が取った対応策は市場に居残ることでした。

大きな含み損を抱えていた投信商品に関しては、買い増しをしました。

今回の下落でも少しずつ買っていく作戦を実行します。

下落時に買い進められることが今後の資産運用に重要ですし、一括で購入すると落ちたナイフを拾う行為になるリスクもあります。

頭と尻尾はくれてやる程度の気持ちで少しずつ資金投入します。

大方の読みとしては、大口投資家による利益確定売りという事ですが、〇×ショックと後に言われる事態かもしれませんし…

以前より逆イールド(短期金利が長期金利の水準を上回る状態)状態で解消されると急激な株価下落と言われていたので、今回も同様の下落と見て良いと思います。

以前より米国の一般人視点では、貧富の差が激しくなり景気は良くないと言われていたので、数字としてごまかしが表面化される日が近いとも思われます。

自分なりに今後の状況が読めないので少額ですが、毎日買い進める戦略を取ることにしました。

まとめ

弱小個人投資家である自分ができることは市場に居残ることです。

短期個人投資家が焼き払われた後には、多少の上昇があるものとみています。

2024年の上半期は以上に湧き上がっていただけです。

湧き上がり過ぎた株価に対して大口が利益確定売りをするのは以前からもありました。

今回は一日の下落としてはとても大きな下落でしたが、どこかで歯止めがかかるものと思っています。

または、このまま〇×ショックレベルまで下落が止まらないかもしれません。

この記事のポイント

・長期投資であれば、1~2年に一度は大きく下落することはあるので覚悟する!
・暴落レベルの下落であっても長期投資家であれば慌てず航路を変えない。
・むしろ、バーゲンセールだと思って、買い増しする程度の気持ちが必要
・狼狽売りしないことが大事
・精神衛生上耐えられないのであれば(利確・損切り)売却はしても良い。

 → リスク耐性の見直しをしましょう。

含み益バリアーが崩れて苦しい方もいることでしょう。

私も新NISAの積み立て枠は、現時点で含み損となりました。

しかし、決して慌てず落ち着いていきましょう。

短期投資家の皆さんは腕の見せ所ですね!

頑張ってください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

年齢:50代
職業:会社員(社内SE)
趣味:・ランニング・ロードバイク
リスク資産:3300万円(S&P500、NASDAQ100)
資産比率(現金:投資)24:76
毎月積立額 15万円(新NISA込み)
持ち家:2007年購入 住宅ローン 残9年(1年前に10年固定で借り換え済み)
記事投稿依頼:TwitterのDMまたはお問い合わせフォームにて受け付けております。

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