私の新NISA(2024年)戦略  新NISAを活用しよう!

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そもそもNISA制度とは…

最終更新日2024年11月11日

NISA制度は株式や投資信託の配当金や分配金、値上がりで得られた売却益が非課税になる国の制度です。

一般・特定口座の場合、投資で得られた利益は、通常20.315%の税金がかかります。

損益通算(損切りした場合に利益と通算して課税額を調整すること)は、NISA枠では利用できませんがそれ以外のデメリットはありませんので、一般的なサラリーマンであれば積極的に使っていきたい制度です。

新NISAになって何が変わるのか?

2023年までのNISAには、2つのタイプがありました。

・一般的なNISA:5年間で最大年間120万円が非課税になる制度です。
 レバレッジ商品や個別株が買えるなど自由度が高いが、期間が短い

・つみたてNISA:20年間で年間最大40万円が非課税になる制度です。
 一部の投資信託のみ、年間投資可能額は少ないものの20年間と長期に渡って運用できる商品です。

新NISAになって大きく変更となるのは以下の点です。

運用(非課税)期間 :無制限
上限金額      :最大1800万円

現行のNISA制度と比較してかなりパワーアップされた制度だという事が分かります。
上限金額についてもう少し細かく書きます。

新NISAでは成長投資枠つみたて投資枠に分かれます。
考え方としては、以下の通りです。

①成長投資枠
従来の一般NISAとほぼ同様ですが、レバレッジ商品等、これまで一般NISAでは購入できたものができないものもあります。

年間上限最大240万円
最短入金ライン5年
1年分一括購入することが可能

②つみたて投資枠
従来のつみたてNISAとほぼ同様です。
金額などが違うので以下の表にまとめておきます。

年間上限最大120万円
最短入金ライン5年
※設定次第ではボーナス払いなどを活用して108万円一括設定として、残り1万円を月間払いにすることでほぼ一括化は可能。

これだけ拡充されたので、この制度は活用すべきです。

これらを踏まえて、新NISAに関する私の戦略を書いていきます。

世間の新NISA戦略をウォッチしてみた。

長期投資家さんの大半は新NISAはオルカン(全世界株式)派が多数ですね…

成長枠、積み立て枠両方ともオルカンという方を結構見かけます。

SNSやブログを見ていてもオルカンに全ツッパまたは主軸に置く方が多いです。

投資に絶対はありませんが、長期保有をする前提条件だと全世界株をチョイスすることはリスク分散もできているので非常に良い選択です。

妻が資産運用を開始する予定ですが、楽天オルカンを主軸にしております。

私の過去の計画

2023年7月15日の考えでは…

成長投資枠(年初一括入金の予定)

運用商品名比率
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)60%
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド40%

つみたて投資枠(月10万円クレジットカード入金の予定)

運用商品名比率
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)40%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)60%

2024年実際の入金結果


成長投資枠(1月年初:240万円一括入金の予定)

 運用商品名金額 比率
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)\1,560,000-65%
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド\840,000-35%

最近話題沸騰のFANG+に関しては、時価総額加重平均ではないのと10銘柄だとリスク分散の意味合いでも少ないことから対象から外しました。

また、Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)という時価総額加重平均というファンドもありますが、同様にリスク分散という観点で上位10銘柄だと不安も残るので次年度以降も組み込み予定はありません。

ジュニアNISAのレバナスで、利益期待枠はすでに購入済みという観点もあります。

出口まで保有のつもりなので、レバレッジ無しのニッセイNASDAQ100インデックスを成長枠で保有します。

つみたて投資枠(月10万円クレジットカード入金の予定)

 運用商品名月間入金額年間入金額 比率
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)\20,000-\240,000-20%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)\80,000-\960,000-80%

設定済みの私のポスト(ツイート)を掲載します。

株式以外の分散投資は行いません。

日本人なのだから、TOPIXや日経225を買えと言われそうですが…

そこは全世界株に入れてあるということで…

全体的に米国株中心とします。

オルカン(全世界株)に全ツッパではない理由

企業型確定拠出年金(401k)で毎月55000円を拠出しています。

「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」に全額拠出中なので、全世界株比率が元々高いのです。



私のポートフォリオ全体を見ると全世界株だけで30%近く保有しています。

NISAと合算で毎月85,000円積み立てますので、全世界株比率はそれなりに高めです。

※普段の運用資産公開とは別に保有しているので、他の口座を含めて1700万は運用しています。

NISAで高配当株や個別銘柄は除外します。

従来のNISAとは異なり、売却しても翌年には売却分の枠が復活します。

しかし、売却した分の枠が復活するのは翌年からとなります。

つまり、頻繁に売買を繰り返すことはできません!

私は出口まで売ることはありません!

高配当株でマネーマシンを構築するという考えも大いに良いとは思います。

私の中では以下の部分が引っかかるので、高配当株にはこれまでも手を出していません。

・高配当株でもボラティリティは高い

・将来的にその銘柄で配当を廃止する可能性がある。


自由に売買ができる特定口座ですべきというのが私の持論です。

そもそも、個別銘柄は面倒なので購入しません。

最短(5年)で 1800万円埋める予定です。

これまでの預貯金を切り崩しつつ毎月の収入を入金に充てます。

多少預貯金を切り崩すことになりますが、年間で試算すると大きく切り崩さずに済むことが分かりました。

今後も頑張って節約生活をしていきます。

これまで続けてきた特定口座の毎日積み立てについて

以下について、毎日超少額積み立てを継続する予定です。

auAMレバレッジ NASDAQ100

iFreeNEXT インド株インデックスファンド

・auAM Nifty50インド株ファンド → 毎月2000円(Vポイントを利用)


イーストスプリング・ベトナム株式ファンド 
・Tracers S&P500トップ10インデックス
・ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株  → 毎月2000円(現金)

新興国に関しては、ベトナム株式への入金は停止し、SOX指数インデックスへ変更します。

下落時に購入予定

・auAMレバレッジ NASDAQ100
・ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株
・Tracers S&P500トップ10インデックス

気が向いた時程度…

運用中の証券会社は?

SBI証券を継続で利用していきます。

新NISAの為に証券会社を移転するのは手間を考えると、現時点で私は推奨しません。

楽天証券でもクレカ積み立ては出来ますし、楽天オルカンや楽天S&P500のような優良商品が出ましたからね。

とはいえ、楽天証券は過去に改悪を繰り返してきたので、個人的には信用していません。

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まとめ

色々な戦略をお持ちの方がいますが、無難ならオルカン一本で良いと思います。

私の場合は全世界比率が元々高めなので、新NISAにはSP500とNASDAQ100を組み入れとこうと思っています。

少なくても私が生きている間は、米国株が強いだろうという判断です。

株式のみですが、インデックス投資をしているので個人的には分散はその時点で行われている認識です。

良ければ、参考にしてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

年齢:50代
職業:会社員(社内SE)
趣味:・ランニング・ロードバイク
リスク資産:3300万円(S&P500、NASDAQ100)
資産比率(現金:投資)24:76
毎月積立額 15万円(新NISA込み)
持ち家:2007年購入 住宅ローン 残9年(1年前に10年固定で借り換え済み)
記事投稿依頼:TwitterのDMまたはお問い合わせフォームにて受け付けております。

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