今回は「auAM Quantitative-Controlレバレッジ NASDAQ100」について、深掘りしつつ、管理人の意見を交えて記事にします。
愛称:Qレバナスの詳細・特徴
auAMさんからの引用していきます。
クオンツ手法を用い、レバレッジ比率をおおむね1倍から3倍にコントロールすることで、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(円ヘッジベース)の値動きの2倍を上回るプラスアルファのリターンの獲得を目指すファンドを設定します。
auAMアセットマネジメントプレスリリースより
要は上昇時は3倍、下落時は1倍にクオンツ手法を用いてレバレッジ調整することで、2倍+αが狙えるファンドになっていると解釈しました。
従来は上昇時も2倍、下落時も2倍でしたのでそれをファンドがコントロールしてくれる商品となっております。
気になる信託報酬について
- 信託報酬の内訳は年率0.325%(税抜)の基本信託報酬と、成功報酬で設計されています。
- 成功報酬は運用実績に応じて基準化ベンチマーク(注1)方式により算出します。
- 成功報酬控除前の基準価額(注2)が基準化ベンチマークを上回った場合、その【α】の11%(税抜10%)が成功報酬額となります。【α】は日々洗い替えを行い、【α】が減少した場合は成功報酬額をファンドの基準価額へ戻し入れます。
- 成功報酬控除前の基準価額が基準化ベンチマークを下回る場合は、成功報酬はいただきません。
auAMアセットマネジメントプレスリリースより
- (注1)基準化ベンチマークとは、設定日前日に参照ベンチマーク<前日のNASDAQ100指数(円ヘッジベース)の値動きの2倍となるカスタムベンチマーク>が10,000となる乗数を算出し、その乗数と前日のベンチマークを乗算し算出するものです。
- (注2)信託報酬の基本報酬および経費控除後の価額
分かりにくいので要約すると…
・基本となる信託報酬の年率は0.325%(税抜き)
・基準とするベンチマークを上回った場合は+αから11%が成功報酬として支払う
・+αが減少した場合は成功報酬額をファンドの基準価額に戻してくれる。
個人的には、販売者側のメリットの方が多いように感じます。
クオンツ手法がどれだけの成果が上がるか分かりませんが、そんなにうまくいく手法なら公開せずにご自身で儲けてくださいと思ってしまうわけです。
また、調整が入るという点では上昇時にロストされる可能性も感じるわけです。
私がレバナスは為替ヘッジ有りの商品なので、違和感はありません。
商品の性質上、為替ヘッジありなのは仕方ないと思います。
個人的には為替ヘッジありの方がレバレッジが掛かった商品では値動きがマイルドになるので良いと考えます。
特に違和感は感じません。
販売開始当初の扱いは楽天証券とauカブコム証券のみ
管理人はQuantitative-Controlレバレッジ NASDAQ100は買う?買わない?(まとめ)
管理人は、買いま~~~~~~~~せん。
少なくても様子見しても良いかと思っています。
買わなくても良いと思っている理由
3月4日にauレバナスをまとまった金額で買ったばかりなのです。
↓がエヴィデンスです。
クオンツ手法が良い方法かもしれませんが、相場の予想は誰もできないと思っています。
簡単に予想ができるなら、自分でこっそりやって儲けているでしょうし…
そう考える自分の考え方が幼稚なのかもしれませんが、誰もが明日の株価の予想ができないというのは事実です。
魅力的な商品であることは分かっていますし、アクティブファンドと比較して手数料が安いのもポイントの一つだと思っております。
しかし、アクティブファンドも長期的にインデックスに勝ち続けることが難しいという事は歴史が証明しており、それならこれまで通りインデックスで良いという結論に至りました。
ただ、auレバナスの信託報酬下げて欲しいとは思っていますが…
いかがでしたでしょうか。
今回は「auAM Quantitative-Controlレバレッジ NASDAQ100」が誕生したので、レバナス好きの管理人の感想を書いてみました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。