機関投資家の揺さぶりに負けない力を身に着けよう!
2024年8月 日銀ショックとも言われていますが、0.25%利上げを日本銀行上田総裁がブチ上げた後に大幅な円高と株安のダブルパンチが訪れました。
サーキットブレーカーが発動して日本株はストップ安に見舞われる企業もありました。
大きな下落後に、買戻しもありかなり戻ってきましたが未だに油断はできません。
・米国大統領選挙
・イスラエル、イラン問題
・ウクライナ、ロシア問題
・まだ見ぬ色々な地政学リスク
私がメインで投資をしているS&P500に関しても大きく上下動をしています。
為替ヘッジ無し商品なので、特にダブルパンチを食らうと大幅に下落します。
先日は1日で-140万円という、賞与よりも大きな下落を経験しました。
私に一任しほったらかし投資で資産運用歴間もない妻は狼狽しております。
新NISAあたりから資産運用を始めた初心者さんも多かったこととと思います。
高値掴みしたかも…
損切りしなきゃ…
と思っている方もいると思うし、実際に損切りした方もいると思います。
そのような初心者さんに伝えたい大切なメッセージを今回は記事にしていきます。
インデックスだろうが株投資に下落はつきもの
インデックスであろうが株に投資をしていることに違いはありません。
分散はできていますが、下がるときはがっつり下がることもあります。
とはいえ、S&P500の場合で3%以上の下落はあまり経験したことがありません。
NASDAQ100や半導体を中心としたSOX指数であれば普通にあることです。
高値だと思われるタイミングで市場は大きく利確売りをすることもあります。
また、敢えて下落させて個人投資家に狼狽売りをさせてからプロは買い仕込みをすることもあります。
個人投資家は機関投資家のカモにされやすいという事です。
利確ならともかく底値で損切りしてしまった場合は勉強代と割り切れる投資家は良いですが、退場した場合は目も当てられません。
市場はそれを飲み込み成長していきます。
それが市場の原理というものです。
市場にしがみついてでも居残ることが大事!
大きく増えた含み益の時点で利確し、底で買うことができれば一番でしょう。
しかし、タイムマシンがあるわけでもないので未来予想だ誰でも不可能です。
ボラティリティを激しくすることで大きく揺さぶりをかけてきます。
その揺さぶりに引っかかる人が養分となってしまうわけです。
揺さぶりに引っかからずにしがみついてでも市場に居残りましょう!
ボラティリティが高い時も航路を変えるな!
我々長期米国株インデックス投資家ができる最大の攻撃でもあり防御でもあるのは売らずに買い進めることです。
一番効率が良いと言われているのは、余剰金ができた時点でタイミングを考えずに買い進めることだそうです。
大きな下落時に買い進めるにはかなりの勇気が必要です。
勇気を持てない場合は、売らずの保有を継続してください。
それだけでも、勇気があることですし場合によっては含み損を抱える可能性もあります。
しかし、長期目線で米国株(全世界株)インデックス投資であれば、保有継続することで勝率が上がります。
NISA以外の口座で売却時には利益に20%課税される!
また、特定(一般)口座の場合は売却した場合に20%税金を支払うことになります。
それもあるので、長期投資家の場合は無駄な税金を払わないためにも売却は最低限とするため、バイアンドホールド戦略が望ましいです。
カモにならない最大の防御策こそバイアンドホールドなのです。
長期チャートを見て心を落ち着かせることも大事
S&P500指数のチャートを紹介しておきます。
画像の通りですが、今回の日銀ショックや米国大統領選挙でトランプ氏優勢と言われた報道で下落しましたが、下落幅なんてこんなものです。
2022年の色々ショックで管理人もかなり揺さぶりをかけられましたが、売らずに買い進めたことでPF全体で含み益はまだまだプラスです。
長期で保有することはとても大事です。
苦しい時期もありますが、それを乗り越えたものだけが得ることができるのがリスクプレミアムです。
皆さんも負けずにバイアンドホールドを続けていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は初心者さん向けにボラティリティが激しい相場での生き残り方を紹介してみました。
長期米国株(全世界株)インデックス投資をする上で参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。