貯金第一主義の人に見てもらいたい
↓の画像の通り、5年前の為替相場では1ドル108円でした。
そして、2024年6月28日現在では、およそ1ドル161円となっております。
これが何を意味しているかというと、日本円の価値が5年前と比較して5割近く下がっていることを指します。
貯金=安全という考えは古い考えです。
貯金至上主義者の大半は、団塊世代の方々が中心と思われます。
私が幼少期の頃を振り返ってみると、金利が10%近くあり預貯金をするだけで勝手にお金が増えていく感覚でした。
また、住宅ローン金利もとても高かったので、繰り上げ返済推進派が多かった世代でもあります。
ちなみに義母にも投資を進めたことがありますが、私は不要だと言われたのでそこから強く勧めたことはありません。
自分の母親が生きていた頃に義母と同様に話を振ったことがありましたが、同様に却下されました。
団塊世代には今でも根強く 投資=ギャンブル と頭ごなしに考える人が多いです。
ですが、為替で日本円の価値が下がり続けている以上、自分のお金を守る対策はすべきです。
個別株投資は難しく大変
管理人は投資を始める際に個別株でするものだと思っていました。
銘柄選定するにも、どこから手を付けてよいかわかりません。
株には大きく二種類あることわかりました。
・配当や優待(インカム)がある銘柄
特徴:企業として成熟しており、株価の上下動は比較的低め
・インカムは無いがキャピタルゲインが得られる銘柄
特徴:新興企業が多く株価の上下動が大きめ
個別株を購入するにあたりチャート以外にも細かく分析しなければいけない点がたくさんあります。
それに多くの時間を費やすのは大変な作業ですし、その上購入後に確実に資産が増えるわけでもありません。
いろいろと調べていくと信託手数料が大幅に安く指数(日本なら日経平均やTOPIXなど)市場平均で購入できる投資信託商品があることを知りました。
指数の場合は色々な会社が含まれているので分散効果があることを知り、管理人は投資への第一歩を踏み出す決意をしました。
株式はプラスサムゲームである。
プラスサムゲームとは、誰もが利益を得られるゲームといわれています。
代表的なのは、米国の上位500社の株価指数であるS&P500や全世界株(オルカン)と呼ばれている商品です。
20年、30年という長いスパンで取り組む必要があります。
理由は短期の場合値動きに左右されるからです。
しかし、長期であれば利益が得られる可能性が高いです。
米国には世界中の富と人材が集まり、人口も増えています。
つまり、国として経済が成長し続けます。
世界市場も米国ほどではないものの期待できます。
歴史による証明
マネックス証券にTOPIXとS&P500を30年切り取ったチャートがありました。
これを見てわかるようにTOPIXはやや弱い傾向ですが、米国S&P500は上下動を繰り返しながらも成長を続けています。
ITバブル崩壊やリーマンショックなど大きな暴落イベントがありつつも、米国株市場はそれらを織り込んで成長を続けています。
管理人が投資をしようと決断した理由はここにあります。
そして、2022年は色々ショックと言われて下落相場のタイミングでスタートをして含み損を抱えながらも市場に居残ることで現在50%ちかい含み益となっております。
マイナスサムゲームもあります。
・パチンコなどのギャンブル
→ 人件費や光熱費などのコストを遊技代金から差し引いています。
競馬のオッズも運営コストを差し引いているので、利用者側負担があるビジネスモデルです。
・宝くじ
→ 日本人が大好きな宝くじも同様です。
運営側の利益が第一優先となるので、マイナスサムゲームになるのはご理解いただけたかと思います。
自分の資産を守るために管理人が見出した答え
米国株指数(S&P500)を主軸に長期投資をすることにしました。
・アメリカ企業の商品を多く使っている。
Amazon マイクロソフト アップル Google 等
インターネット上のサービスを利用する上で、アメリカ企業が作った基盤上を利用することも多いです。
・基軸通貨国であること
・S&P500のチャートは長期的に切り取って確実に成長している。
→ 世界恐慌のような長期低迷期になったら潔く諦めます。
2021年10月から資産運用を開始しました。
2024年6月30日時点において、含み益は間もなく50%となります。
為替の影響もありますが、日本はアメリカの強い要望から利上げをすることを禁止されており日本円は米国と比較すると弱くなっております。
株価上昇もありますが、為替の影響で米ドル資産を多く所有していることから私の資産が増えております。
日々最高値を更新している状態なので、ほぼ全員が含み益となっている状態であることからもプラスサムゲームであるということができます。
今こそ預金から投資へ!
日本の株価も2024年は上昇しています。
これは日本円の価値が下がって、外国人投資家が日本国内の株がディスカウント価格で買えることから株価が大幅に上がっています。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏も日本の商社株に目をつけて購入したというニュースは記憶に新しいです。
個人的にはいつ来るかわかりませんが、日本株が売られる日がやってくるものと思っております。
いつかは現在よりも円高になるかもしれません。
しかし、最悪のシナリオの場合は日本円が1ドル200円になるかもしれません。
一時期から比較すると半額になってしまうということです。
その場合は日本株の盛り上がりはさらにあるかもしれませんが、逆に円高に進んだ際は株価暴落なんてこともあり得ます。
企業価値が日本企業よりも強いと思われる米国企業に私は投資をしたいと考えました。
この記事を見て少しでも投資をしたいと思っていただけると幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は初心者向けの記事として「自分の資産を守るためにも投資をしましょう!」という内容で記事を書きました。
日本人はテレビや新聞などのメディアの影響から投資は良くないものというイメージがあります。
個別株で成功した人や大きく失敗した人ばかりを取り上げて、ギャンブル性が高いと視聴者を一種の洗脳をしているからです。
しかし、長期的な目線を持てば上下動をしながら少しずつ資産は増えていきます。
指数投資の場合は大幅に増えることはありませんが、入金額が増えていけば雪だるまのように大きく成長させることも可能です。
新NISAを活用し非課税枠を利用して小額からでも投資を始めてみましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。