管理人から初心者の皆さんへ…
為替で狼狽えている個人投資家さんにも読んでいただきたいです。
米国株やオルカン投資を始めたばかりの方が気にすることの代表格が為替です。
管理人も初心者だった頃も常に気にしていました。
為替によって売買価格が異なるので、短期投資であれば気にすべきです。
しかし、長期投資家にとっては為替はあまり気にする必要はありません。
私はランニングは趣味の一つ(ラン歴16年)ですが、長期投資もマラソンのようなものだと考えています。
為替はマラソンで例えると風向きのようなもの
・向かい風(円高)があると走りにくい
・追い風(円安)があると走りやすい
この例えが一番ピッタリだと感じるのです。
株価(指数)が環境や身体的な要素だとすると、為替は気象条件で例えると分かりやすいと感じました。
円高の場面は向かい風がキツい時と考えます。
向かい風が理由で足を止めるランナーがいるでしょうか。
ほとんどいないはずです。
逆に追い風の時はそれを味方にペースアップができます。
2024年9月11日現在、ドル円は141.07円です。
記事投稿日から、2カ月前の2024年7月初旬のドル円は161円でした。
年初から7月までの上半期は、指数も絶好調+円安による追い風によって管理人もホクホクでした。
しかし、現在は指数は下落+円高によって厳しい向かい風を感じています。
この揺さぶりによって、足を止めたり(入金の一時停止)、リタイア(利確・損切り)する選手もいることでしょう。
しかし、その多くはその風を気にせずに走り続けていくはずです。
ランニング経験がある長期投資家さんだと共感してもらえると思います。
為替とは新しいニュースが織り込まれるたびに変化するもの
未来予測は大手のファンドマネージャですらできません。
為替は目まぐるしく織り込まれるニュースによって相場が上下します。
新たな脅威が見つかれば下落し、ポジティブなニュースがあれば上昇します。
新たなニュースで簡単に状況は変わるので振り回されずに投資を継続していきましょう。
確定している方向性なんて無ければ、考えて分かることでもありません。
タイムマシンは誰も所有しておりませんし…
為替を気にするほど長期投資の場合は機会損失へとつながる可能性が高い
ドル円の5年間を調べてみました。
2019年9月14日は108.08円だったのです。
2022年に米国金利が利上げ+日本の金利はゼロ金利政策継続で円安へと大きく風向きが変わりました。
1年前の2023年9月9日は147.78円でした。
何が言いたいかというと、2024年9月11日現在でも5年前と比較するとまだまだ円安だという事です。
人の感覚とは不思議なもので、直近の為替相場で振り回され過ぎているという事なのです。
待て待つほど機会損失へつながる
義弟のケース
義弟と管理人とは年齢も近いこともあり会えば色々と話します。
投資に関しても話題になった事があります。
義弟も米国株インデックス投資には興味があるようで話したことがあります。
2024年春の彼岸でお墓参り後の会話です。
私:そろそろ新NISAも始まったし、買ったのかな?
義弟:いや買ってない。
私:なぜ?
義弟:為替が円安だから買えない。
皆さんもご存じの通り、上半期の絶好調な時期に義弟は買っていませんでした。
管理人は成長枠は年初に一括で買ってますが、現時点で+14.52%です。
今訪ねても、義弟は買っていないことでしょう。
買った方がいいよ!とはアドバイスしましたが強制はしたくないので…
タイミングを待つことは悪手
義弟は今度は円高が底打つタイミングがいつになるかを考えているからです。
このように為替を気にしていたらいつまで経っても買えません。
誰もが為替の予想なんてできないからです。
一時的に予想が当たることがあっても、100%長期で勝ち続けられる個人投資家はほとんどいません。
だからこそ、為替を気にせずに資金を投入すべきです。
一括で入金する勇気がなければせめて積み立てだとしても…
義弟のように機会損失を増やすよりも何も考えずに入金するのが正解だと管理人は感じています。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「管理人が大事ににしていること:米国株長期投資をする上で為替は気にするな!」という記事にしてみました。
ランナー目線で米国株長期投資を例えると「マラソン」と似ているのです。
為替はマラソンでの要素で例えると「風」のようなものなのです。
追い風(円安)があれば、それを味方に走りやすくなります。
向かい風(円高)があれば、それが敵となり走りにくいです。
嵐のような風を除けば…
そして、実際に走り始めてから強風だったとしてもリタイア(利確・損切り)するランナーもほとんどいません。
厳しい時でも走り抜いて完走を目指すことでしょう。
それと長期投資は似ていると感じるのです。
風向きばかりを気にして長期投資に参加できていないというのはもったいないことなのです。
長期予想が誰にもできない要素なので、一日でも早く参加すべきです。
一括の勇気がなければ積み立てでも良いのです。
一緒に頑張りましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。