新NISAのために特定(一般)口座を切り崩してまで入金する必要があるのか?

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掲示板やSNSを見ていてたまに見かける質問です。

回答にあたり…

管理人の基本戦略は、なのでバイアンドホールドなのでやや偏った考え方になっているかもしれません。
15年以上の長期保有をするつもりでおります

管理人の戦略を踏まえて参考意見として読んでもらえると幸いです。

今回の記事は、新NISAのために特定(一般)口座を切り崩してまで入金する必要性について記事にして参ります。

いきなり 結論:入金力次第です。

現金比率が高い場合:
 → 特定口座を売却せずに手持ちの現金を入金すべきです。
現金比率が低い場合:
 →毎月の収入から捻出することを優先すべきです。
 どうしても、現金を用意できず、枠をどうしても埋めたい場合は特定口座を売却するのも戦略の一つです。

私は資産運用を始めるまで、預貯金を続けてきたのでそこそこ現金を保有してきました。

2年半かけて、現金比率20%になるまで入金を続けてきました。

80%保有している米国株投信は基本的に出口まで保有し続けます。
 ※現時点で一度も売却したことがありません。

長期投資家であれば、重要なことは市場に居残ること!

売買するタイミングでタイムラグが発生することを危惧しています。

例えば、eMAXIS Slim米国株S&P500を売買すると仮定します。

約定に1営業日、完了まで1営業日がかかるので、最低でも2営業日が必要です。

購入にしても同様に最低で2営業日が必要となります。

併せて4営業日が必要となるわけです。

その間に大きな上昇があった場合にそれを取り逃がすことになります。

管理人

言い方を変えると機会損失につながる可能性がゼロではないということです。

機会損失以外にも特定口座を売却する際には利益に20%課税されます。

2024年6月11日現在eMAXIS Slim米国株S&P500は最高値を更新しています。

要は保有者全員が含み益を抱えている状態です。

他に損益を出している商品があれば、損益通算はできますが…

NISAへ移すための売却する際に課税される分を考慮するとしぶとく持ち続けた方が良いのではないかと考えてしまいます。

毎月の給与から可能な限り、現金を捻出する方が賢いと感じるのは管理人だけでしょうか。

以上の理由から現金で入金すべきであると管理人は考えております。

番外編:旧一般NISAや旧つみたてNISAを売却して入金すべきか

旧NISA関連は売却する必要性はないと考えます。

期限まで保有を続けるべきだと考えています。

非課税な商品をわざわざ買い替える必要性は見当たらないので、満期になったら再購入時に新NISAの枠が開いてれば入金するというスタンスで良いと思います。

管理人も旧つみたてNISAを3年分120万円保有しておりますが、満期まで持ち続けます。

さらに番外編:個別株はこの限りではありません。

管理人は個別株は一切保有しておりませんが、個別株の場合は投資信託と異なるので長期保有は難しいと思っております。

超安定銘柄だと思われている株式でも、一寸先は闇です。

例えば、小〇製薬で考えると超安定銘柄と言われていましたが、紅麹で一気にストップ安に…

インデックスであれば1銘柄が崩れても分散が効いているので助かる見込みがありますが、個別は何があるか分からないので管理人は手を出しません。

管理人

管理人は爆益を追及しておりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「新NISAのために特定(一般)口座を切り崩してまで入金する必要があるのか?」というテーマで記事にしてみました。

この記事のポイント

・入金力が分岐点となる
 → 現金比率が高いなら、取り崩さず現金で買うべし
 → 現金比率が低いなら、可能な限り収入から入金力を上げるべし
・機会損失を避けよう 
 → 投資信託の場合売買に最低4営業日が必要
・特定(一般)口座売却時には、利益から20%課税されるのでその点も考慮する
・旧NISAは最後まで保有すべし!(個別株の場合は例外アリ)


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

年齢:50代
職業:会社員(社内SE)
趣味:・ランニング・ロードバイク
リスク資産:3300万円(S&P500、NASDAQ100)
資産比率(現金:投資)24:76
毎月積立額 15万円(新NISA込み)
持ち家:2007年購入 住宅ローン 残9年(1年前に10年固定で借り換え済み)
記事投稿依頼:TwitterのDMまたはお問い合わせフォームにて受け付けております。

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