氷河期世代分析(1):転職で成功した人失敗した人の特徴を分析してみました。

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私は転職肯定派でもあり否定派でもあります。

・自分のスタイルに合う会社に在籍できていれば、冒険する必要はないと考えます。
・自分のスタイルに合わずにフィットする会社を求めているなら転職した方が良いと考えます。

私は過去に自分のスタイルに合う会社で勤務していた時期がありましたが、業績不振による早期退職プログラムに申し込みました。

まだまだ自分は30代半ばで他でも通用するという自信を持っていたからです。

転職後は失敗そのものでした。

タラレバですが、あの時退職していなかったらと考えることもありました。

現在の会社に転職して、やっと自分のスタイルに合う会社と出会う事が出来ました。

収入面などで不満はありますが、転職を繰り返している間に自分の適性相場を再認識することができました。

管理人

適正相場を理解し妥協できたことは、一歩前進したのかもしれません。

自分の話も後程書きますが、知人の成功や失敗のケースを交えつつ今回は「氷河期世代の転職事情」を書きたいと思います。

氷河期世代でも転職できる!

成功例:同い年の友人は49歳で転職しています。(プライム上場企業:単独で20000名程度)

私も偶然同時期に転職しました。(中小企業:従業員100名程度)

前職の同僚は当時39歳で入社してきました。(医療機器業界では大手:グループ全体1000名程度)

※彼の場合は若いので氷河期世代ではありませんが、転職失敗例として敢えて書きます。

IT関連の業種の特徴

私が客先常駐系SIerで勤務していた頃は、氷河期世代の方が入社しては退職していました。

管理人

私もその一人でしたが…(-_-;)

人の入れ替わりが激しい業種です。

SIerでは、常に社員募集をしている企業が大半です。

経営層は、社員=働きアリまたは捨て駒と思っているのでしょう。

求人票などの上辺で騙されないようにしましょう。

請負元企業に勤務しているプロパーさんですら入れ替わりが激しいです。

それだけ、業界的には厳しい一面があるということを踏まえた上で成功例と失敗例を記事にしていきます。

転職成功例:友人(プライム上場企業:単独で20000名程度)

20年前に現場が同じで仲良しになりました。

立場としては彼は正社員で私は契約社員でしたが、昼食は一緒で仲良くしていました。

私の方が一足早く転職しました。

彼の転職はまさにステップアップでした。

学歴:大学中退(MARCHクラス)
大手通信系SI(プロパーSE)
    ↓
大手メーカー系(プロパーSE)
    ↓
大手SI(ITにおける品質管理)
    ↓
現職(ITにおける品質管理)

資格はMCSE、CCNPは取得済みでしたが、大手通信系SI在籍時にPMP資格を取得したことが大きな転機となったようです。

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収入も格段に上がったそうです。

しかし、過度期には激務だと言っていたので、私には無理と思いました。

彼のようにステップアップ系の転職ができていれば、大学中退でも稼げるという事です。

転職失敗例:前職の同僚(業界大手:グループ従業員1000名程度)

単体では5名と超弱小企業ではありましたが…

小さいながらも日本橋に自社ビルを構えている企業で、親会社からスピンアウトで独立したIT企業です。

彼自身が医療業界でSE経験があるという事でポテンシャル採用で入社しましたが…

入社後にメッキがボロボロに剥がれました。

管理人

全く仕事ができない人物だったのです。

やる気はあるけど、教えてもらったことを理解できない人でした。

何度同じ説明をしても集中力散漫でミスを繰り返す…

なぜ失敗するのか聞いても分からないとしか答えられない彼に失望したこともあります。

挙句の果てには、休職中に虚血性心不全で亡くなってしまいました。

偏食家で食生活がかなり荒れていたようです。

愛煙家でもありお酒も飲んでいたそうですし…

前職に来る前でも同じようなミスを繰り返して居場所がなくなり、転職したのだというのが本人が言わずとも分かりました。

そのような後ろ向きな理由で転職しても、本人の根本思想が変わらない限り仮に現在も生きていたとしても同様にミスを繰り返しては転職を繰り返していた事でしょう…

私も転職失敗組の一人です。

私が失敗した原因は、転職判断時に自分評価を誤っていたことです。

30代半ばの私は当時、大手金融機関の子会社で社内SEをしていました。

単体では200名でしたが、グループ名を言えばだれでも知っている金融機関系で勤務していました。

東京駅前(丸の内)の新築ビルにオフィスを構え、私以外の社員が一流大学卒で部長は東大卒の所謂エリートばかりがいる企業で勤務してきました。

短期間に複数の案件をPMとしてこなし、自信もありました。

管理人

あの頃の自分は天狗でした。

転職しても活躍できると自分を過信していましたが、現実は厳しいものでした。

現職に入社するまで、転職を繰り返してプライド粉々に砕け自分を模索し続けて奔走していたように思えます。

・現職で、やっと居場所が見つかったと思っています。
・ワークライフバランスを重要視しているので、紆余曲折あったけど、軌道修正出来たと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は氷河期世代の転職事情について書いてみました。

IT業界では転職市場が比較的オープンなのかもしれませんが、私も友人も転職できています。

・成功者は着実にその会社に在職中にスキルアップして、ステップアップしています。
 → 高収入は良い事ですが、激務の日もあるので自分には真似できないです。

・失敗した人は自分を俯瞰して見ることができず、自分のどこが悪いのか分からない人が多いようです。
 指示待ちとなり、貰った指示も失敗して信用を失う…
 その繰り返しで居場所がなくなり転職を繰り返す。

・私の場合は己の慢心と野心がなかったことで紆余曲折がありました
 現職では納得して勤務しています。
 中小企業ですが、毎日定時退社できているのでワークライフバランスは最高です。
 現在は社内SEですが、ベンダー(SIer)は自分には向きませんでした。

氷河期世代でも武器があれば転職できています。

現職の人事課長も56歳で入社したそうです。
 → 年齢を重ねても強みという武器さえあれば、転職はできます。

※本記事は転職を推奨しているのではありません。

転職は慎重かつ思い切った判断が必要です。

重要:必ず内定をゲットして条件に納得してから転職しましょう

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

年齢:50代
職業:会社員(社内SE)
趣味:・ランニング・ロードバイク
リスク資産:3300万円(S&P500、NASDAQ100)
資産比率(現金:投資)24:76
毎月積立額 15万円(新NISA込み)
持ち家:2007年購入 住宅ローン 残9年(1年前に10年固定で借り換え済み)
記事投稿依頼:TwitterのDMまたはお問い合わせフォームにて受け付けております。

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