管理人は低学歴者です
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管理人の最終学歴は高卒です。
お恥ずかしい話ですが、管理人は受験をしたことがありません。
高校も中学校から推薦入学で入っているため、面接しかしたことがありません。
中学生の成績も偏差値40台前半で、内申点で推薦枠が貰えたようなものです。
高校は公立の工業高校で学科は機械科でしたので、授業でBASICのプログラム勉強はしたものの成績は真ん中より下でパッとしない生徒でした。
IT関連ともその程度しか縁がありませんでした。
地元からは脱出したいという気持ちはありましたが、将来の目標もなく進学するとしても専門学校くらいしか選択肢がなかったので、高卒社会人の道を選びました。
紆余曲折がありIT業界へ
紆余曲折の詳細は色々とあったので別の記事にします。
25歳でほぼ未経験IT関連で働く機会をゲットしました。
それまではバイトや契約社員などで食いつなぎながら転々としていました。
当時お付き合いしていた人から「ホワイトカラーなんてできないくせに」と言われて未経験でも門戸が広いIT関連の仕事に目を付けました。
業界最初のお仕事は短期の派遣のお仕事でした。
案件は某鉄道会社の乗車券発行機の中の人的な案件でした。
数か月後に某生命保険会社のヘルプデスクの案件で1年間お世話になり、基本スキルを身に着けることができました。
ユーザサポートに関する知識やPCの仕組みを知ることで自作PCを作ったりして理解を深めました。
当時の派遣会社CMで「スキルワーカー」なんて言葉がありましたが、現場を転々としながら少しずつITスキルを身に着けていきました。
どんな現場を転々としたかはこれまた別の機会に書きます。
最大の転機は、金融会社に運よく転がり込むことができたこと!
所在地は千代田区丸の内のど真ん中!
大都会の中心にあるビルの綺麗なオフィスでお世話になることになりました。
当時はスタートアップに近い状態で、従業員数も少なくITに知見がある人材がいないためシステム担当者としてサポートから参画してほしいという案件でした。
企業規模が大きくなるにつれて、インフラを強化していく必要があり、選定から役員提案など企画から運用までプレイングマネージャ的な業務が中心となりました。
そして、1年半の月日を経て、正社員登用となりました。
収入は派遣社員時代の2倍以上となりました。
結婚をしてそろそろ腰を据えたいと思っていた頃の話です。
会社がIPOすることになった時期に実績が認められて正社員として登用されました。
底辺の中の底辺にいた管理人がなんと大都会の中心にあるオフィスで正社員として登用されました。
周りは所謂エリートばかりで、他の社員は東大や有名大学卒業者ばかりです。
凄い人たちと肩を並べて働けることを誇りに持ちながら勤務していました。
たまたまタイミングが良かっただけですが、色々なプロジェクトを立ち上げて成果も上げてきたのでその頃は自分の実力が認められたと思って勘違いしていました。
良い時期は長く続かない…
リーマンショックの影響で業績は過去最悪となりました。
連結していないものの、親会社の粉飾決算もあり企業規模を縮小すること…
早期退職プログラムが発動されて、自分はまだまだやれると思い申し込み退職ました。
退職後は転落人生…
退職後はどの職場も長く続かず色々な職場を転々としました。
業界にブラック企業が多いと感じました。
私の転職失敗ネタは小出しにして記事にしています。
その中でも一番長く続いたのは、同じく千代田区丸の内にある特許事務所でのお仕事でしたが、精神的に疲弊してしまい休職→退職となりました。
その後もセールス系SE等色々な職に就くものの長続きしません。
プライドはすでにズタズタに引き裂かれ、自分の身の程を痛感しました。
自分の人生もここまでか…
悲観になる日々を過ごしていました。
子供が産まれてまだまだ頑張らなければならないのに…
諦めずに転職活動をしていたところ、次の出会いがありました。
拾う神現る!現職との出会い
エージェントさんからの紹介で入社することになりました。
現職はいわゆる都落ちで、自宅から50分程度通勤時間です
丸の内時代も同じくらいでしたが、方角が真逆なので所謂逆向き列車で通勤しています。
勤務内容は丸の内時代にほぼ近い環境です。
社長や経営層とのコミュニケーションを取りながら、システム選定から運用まで携わっています。
長期的なプロジェクトとなりそうで、最終的に5年くらい掛かりそうですがその後は大きく評価してもらえそうです。
現職では3年目となりましたが、経営者である社長とも信頼関係を構築できたので腰を据えて勤務できそうです。
ここまで本当に長かった。
ざっくりと書くつもりがかなりの長文となってしまいました…
私の中で大きな転機は3つある
・当時の彼女から言われた「ホワイトカラーなんてできないくせに」という人からIT関連の仕事をするようになった。
→それまでは、アルバイトや契約社員でブルーカラーな仕事しか経験していなかった。
・派遣先でたまたま運良く金融系企業の社内SEとして正社員になれた。
→貴重な経験をさせていただいて、自分の得意分野を磨くことができた
・早期退職後紆余曲折があり、都落ちしたが現職と出会えた。
→これまでの知見が活かせる環境にある。
3つの転機のお陰で現在の自分がいます。
収入はピーク時の65%程度ですが、それでも地元でブルーカラーで働いていたら1.5倍い所は稼いでいます。
低学歴、未経験でも諦めるな!
・エンジニア市場はなんだかんだで売り手
・いわゆる社内SEはやや狭き門ではあるが、経験があれば学歴不問!
→後に人事担当から聞いた話だと応募は50名あったそうです。
その中から私を選んでくれた現職には感謝しかないです。
定時退社できるし、ワークライフバランスは良好です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
氷河期世代 高卒アラフィフオッサンですが、都内でSEとして普通に働いています。という記事を書きました。
・低学歴でもチャンスはある!
・派遣社員であれば、未経験でもIT業界入りやすい。
・エンジニアは実績があればアラフィフでも転職はできる。
・社内SEは狭き門だが、ベンダー系よりも働きやすい職場が多い
この記事が少しでも読者のお役に立てば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。