【要注意】屋根、外壁リフォームの飛び込み(ピンポン)営業は悪徳業者が大半です。見分け方と断り方を伝授します。

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私の自宅は築15年が経ち…そろそろと思っていた頃でした。

自宅のドアホンが鳴り、画面には職人風の見知らぬ男性が表示されていました。

男性:「裏で屋根工事をしているのでご挨拶にきました。ところでお宅の屋根の板金が浮いてますので無料で点検できます。」

このように言われたら、鵜呑みにする人が大半ではないでしょうか。

おもわず、「それはご親切に、どうぞ~」なんて言ってしまいそうです。

しかし、不審に感じた点がありました。

今回は詳しく掘り下げた記事を書きます。

悪徳だと感じた理由①:最初に会社名や自分の氏名を最初に名乗らなかった

隣家が屋根・外壁工事を1年前にしていたのですが、その際は業者はきちんと名乗って挨拶しました。

新日本〇ウスだったので、信頼に値しない業者でしたが…

下っ端の職人という役だったのでしょう…

親方から言われて、インターホンを鳴らしたと言うのです。

悪徳だと感じた理由②:会社名をインターネットで調べてみたら…


後日親方と呼ばれる人物が来て、名刺を渡されました。

検索してみると、会社名はあるものの、素人でも作れそうな屋根に関するWEBサイトがあるだけでした。

クチコミに関しても調べましたが、件数が少ない事、信頼に値する情報は見当たりませんでした。

悪徳だと感じた理由③:どこのお宅でどのような作業をしたか聞くと答えられない。

裏の家で作業していたと言っていたので、どこの家で作業していたか聞いてみると答えられません…

それはそうです。

工事などしていないのだから…

私の自宅不品は狭小住宅なので屋根工事をする際は足場が必要なはずなのです。

しかし、足場を組んだ家もありません。

確実に悪徳業者だと感じました。

悪徳だと感じた理由④:職人としてのスキルが低い

親方を名乗る人物は、オバサン受けが良さそうな少しイケメンでした。

その頃には、ネットで検索して棟板や棟板金に関する最低限の事前知識を身に着けていました。

彼曰く、15年経つとどの家でも棟板のメンテナンスは必要だと言ってきました。

たしかに我が家は、一般的なローコスト木造住宅なので、棟板は釘で固定されています。

構造上、棟板が固定されている下地の木が劣化して、釘が抜けやすくなる時期ではあります。

しかし、雨漏れをしていないのであれば、すぐに対処する必要はありません。

工法に関しても質問をしましたが、彼らからの提案は旧来の工法であったり、何故か屋根履き替えまで飛躍してカバード工法の説明をしてきたので、明らかに親方レベルのスキルではないと感じました。

悪徳だと感じた理由⑤:危機感を煽ってくる&即決での契約を急かす

「強風で棟板が飛んで隣家や歩行者に迷惑が掛かる可能性がある」と言っていました。

たしかに、棟板が著しく傷んでいたらそうなると思います。

しかし、すぐにそうなるとは思えませんでした。

雨漏れのリスクがあるとも言われました。

そのように危機感を煽る言い方をする業者に良かった記憶がありません。

悪徳だと感じた理由⑥:価格が高い

裏で作業をしていたなら、似たような住宅だと思うのでどのくらいの費用かと確認しました

屋根工事の価格は事前に調べていましたが、2倍近い金額でした。

間違いなく悪徳業者だと判定しました。

彼らに点検させてはいけません。

屋根は素人である自分達では、詳細まで見ることができません。

なので、彼らが屋根に上ってわざと破損させたとしても知ることができません。

壊された屋根に対して2倍も高い代金で工事依頼するのはどうかと思います。

職人の技術レベルも低いから、高額でクオリティーが低い工事をされアフターで痛い思いをするのは明白でした。

絶対に自宅の中に招き入れてはいけませんし、屋根を点検させてはいけません。

ツッコミどころが多いと思ったら、その場でお断りしましょう。

業者への対処法:「知り合いの業者に相談します。」と伝えましょう。

この言葉で悪徳業者の場合は100%引き下がります。

価格も品質でも優良業者と比較すれば太刀打ちできないからです。

隣家で作業していた新日本ハ〇スさんも同じ言葉を言ったら、分かりましたと引き下がりました。

本当に品質や価格で勝負ができるなら、他の業者と比較でも自信を持って対応できるはずです。

引き下がるという事は、その程度の業者という事です。

優良業者の見分け方①:現場の屋根確認はドローンを飛ばして確認してくれる。

場所によってはドローンを飛ばせないケースもありますが、私が依頼した業者ではドローンを飛ばしてくれました。

4Kのクッキリした画像で、屋根の状態を細かく確認していただきました。


優良業者さん曰く… お客様に直接見てもらえる点と、自分達の危険の回避だと言っていました。

たしかに梯子で屋根に上るのは、慣れた業者さんでも危険ですし納得です。

このような設備に投資をする会社はまともな会社だと感じました。

もちろん、現場確認と見積もりまでは無料でした。

優良業者の見分け方②:説明が理路整然としており、不安感を煽ることはしない。

ドローンの画像を見て、棟板の釘の状態を撮影していただきました。

鉄の釘なので、錆びの跡があることをその場で確認することができました。

抜けやすくなっていることは事実でしたが、棟板を交換するレベルではないという話でした。

補強案で釘を抜いて、錆びにくいステンレスのビスに変更し、つなぎ目はコーキングをするレベルで良いとの回答でしたので、その案で了承しました。

優良業者の見分け方③:価格に妥当性がある。

他にもインターネットで調べて口コミ評判が高い業者さんにも現場確認していただいて見積もりをしてもらいました。

複数の業者に見積もりを依頼しても、優良業者の場合は嫌な顔を一つしません。

価格も優良業者であれば、そこまで差が無いという事も数社に依頼して分かった事でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

屋根・外壁リフォームは非常に高額です。

素人では分からないことが多いので、不安感を煽られるとすぐに依頼したくなりますが、冷静になりましょう。

親切心で近づき、不安感を煽る業者の大半は悪徳業者です。

具体的な点を指摘すると大体は回答できません。

新日本ハウ〇の営業さんは、「危険です」と言っておきながら、具体的に聞こうとすると「職人に言われた」と回答してきた時には開いた口が塞がりませんでした。

このような業者に騙されぬようしっかりとした知識を身に付けましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

年齢:50代
職業:会社員(社内SE)
趣味:・ランニング・ロードバイク
リスク資産:3300万円(S&P500、NASDAQ100)
資産比率(現金:投資)24:76
毎月積立額 15万円(新NISA込み)
持ち家:2007年購入 住宅ローン 残9年(1年前に10年固定で借り換え済み)
記事投稿依頼:TwitterのDMまたはお問い合わせフォームにて受け付けております。

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