前置き
これらのキャッチコピーを出す企業はブラック企業の確率が高いです。
私が知人から聞いたことがあるのは、行商や飛び込み営業がメインでした。
行商のケース…
元締め企業から、1個10円にもならないようなガラクタを100円で買わされます。
最低単位は100個なので、1万円です。
それを原価以上で売って、売却益は全て自分のものになるというシステムです。
分かるとは思いますが、100円均一でもこれはないというような商品しかありません。
元締めは、倒産品などを恐らく10円以下で仕入れたようなものしかありません。
これをその会社が決めた担当エリアを回って売りに回るというものです。
可愛そうだと思ってくれる人が買ってくれることはありますが、ほとんど売れません。
1日 数百円の売り上げなんて当たり前です。
雇用関係も無いので保険もありません。
元締めからすれば、販社のスタンスなので何もリスクはありません。
応募者に自社のボッタクリ商品を仕入れさせて、売れなくても何もリスクがないビジネスモデルです。
行商する側は売れ残った商品や赤字の経費しか残りません…
これら以外にも、同じような業態で野菜や豆腐を売る人がいましたっけ…
豆腐屋もそれっぽい雰囲気を出すために、プープーとなる笛があったりリアカーで売るようなスタイルでした。
豆腐屋さんは3カ月位見かけたけど、ぱったり見かけなくなりました。
リアカー八百屋さんは豆腐屋さんと同じ人でしたが1カ月くらいだったかな…
リアカー買わされたと思うとかわいそうです。
会社が廃業後リアカー引き取ってくれたら良いけど、そんな訳もなくリアカーも買い取らされているのだろうと思いました。
テレアポ営業のケース
とにかく断られようが片っ端からテレアポをかけまくるスタイル
興味があると思ったら、別の日に訪問して自らが売り込むパターンもあれば、エスカレーションするケースもあります。
これらも、成功を掴もうとか学歴やスキルが無くても夢が掴めますというキャッチコピーで募集を掛けてます。
成功者はみんな営業成績が良く、成り上がれるみたいな事を説明してきます。
独立支援するにも営業が大切みたいな古い風潮で煽ってくるケースです。
共通点は、経営者が低学歴や元〇〇をアピールしてくる点
人生失敗したけど、成り上がりましたというストーリーに対して憧れを持つ人もいるのではないかと思いますが、そこをついた商売であることです。
経営者はリスクゼロ、または低リスクで事業を運営できます。
雇用関係がないことが大半なので、首を切りやすく、自らの責任を負われる事もありません。
経営層が儲かり、労働する側のメリットが低いビジネスモデルになっています。
まとめ
まとめ
このような企業が実際にあります。
低学歴者や社会経験が少ない人を対象に独立成功とか成り上がりという言葉をエサにして私利私欲を満たそうとする輩が多い企業です。
学生が短期バイト気分で社会の厳しさを知るという点では良いとは思います。
このような業種であることが分かったら、すぐに辞めるべきです。
甘い言葉に乗ると痛い思いをするのは目に見えて分かっています。
くれぐれも騙されぬよう気を付けてください。
あまりアクセス数は多くなさそうな今回の記事ですが、どなたか参考にしていただけると幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。