中古車販売店でアルバイトをしていたので、業界の闇を振り返る。

  • URLをコピーしました!
目次

中古車業界は闇だらけです。

30年近く昔の話です。

その販売店自体が閉店となり、時効かなと思い暴露します。

ビッグモーターの場合は、私がいた販売店よりもさらに悪質だなと感じましたし、現在でも悪事が横行していると感じましたので、業界の闇を振り返ることにしました。

経営者のほとんどが高卒以下

高校中退したり、所謂「不良」と言われていた方が経営者であることが多いです。

元反社という方もいました。

私がアルバイトをしていた店の経営者は元暴走族の総長という話でしたし、周りのほとんどの中古車販売店もそのような方が多かったです。

武勇伝自慢する人も多かったです。

このような書き方をすると、悪い表現となってしまうかもしれませんが、経営者のレベルが他の業界より低いです。

恫喝や暴力をふるう経営者もいました。

これは、私が実際に受けた体験ですがアルバイト先とは違う販売店に買取の依頼をしました。

あくまでも、見積もりという話でお願いをしましたが、かなり査定額が低かったので保留にして店を出ました。

他のお店の方が査定額が高かったので、丁重に断りに行ったら店内に連れてかれてボコボコに殴られ無理やり買い取らされました。

あまりにも恐怖を感じました。

最低額に少しだけ色がつきましたが、怖い思いをしました。

後から聞くと悪評高い店舗だという話でした。

その数か月後に倒産しました。

夜逃げ閉店は当たり前

所謂自転車操業で店舗運営をしているところも多いのがこの業界の特徴です。

これも私の体験談なのですが、とあるお店でオートバイを買いました。

カスタムが得意なショップで、パーツも同時に発注しました。

本体が先に本体が納車されて、パーツは後日という話で待っていましたが、催促してもパーツが届かないの一点張り…

おかしいなと思った数日後…

夜逃げされてしまいました。

これも後から聞いた話だと、この店主は何度も夜逃げをしているとの事でした。

今回は負債額がハンパなく、私が知る限りこの方は見かけていません。

結局パーツ代金は泣き寝入りするしかありませんでした。

車両が納車されない人もいたので、それよりは自分はラッキーだったと割り切りました。

個人の販売店の場合はこの点も注意しましょう。

諸費用の上乗せは当たり前

車検が残っている中古車の場合は、自賠責保険は前オーナーにて支払い済みの為本来は不要です。

しかし、月割りにして諸費用にして加算していました。

同様に自動車税に関しても、同一の都道府県ナンバーの場合は前オーナーにて支払い済みなのですが、諸費用に加算していました。

保証に関しては、あってないようなものと考えた方が良い。

保証は付属する店舗がありますが、これもそれ自体が曖昧なので注意をした方が良いです。

店舗が独自に保証をする店舗もありますが、ほとんどのお店では余計な費用負担はしたくないのでJU保証を利用する形になります。

例えば、納車直後にエンジンなどが不調になったとしても、修理負担は保証範囲外の場合は返品はできません。

購入時に保証を付ける際はしっかり内容を見てから契約しましょう。

オートローン払いの場合は、金利が高い場合が多い。

中古車を買う場合は、現金の方が良いです。

売れるお店だと、店舗独自の低金利が可能となりますが、手数料を考えると負担額は大きいです。

その手数料も販売店に入るので、販売店としては収益となりますが、購入者にはメリットは低いです。

例えば、住宅ローンで高額のローンは躊躇するのにオートローンは躊躇しない人を見掛けます。

これは、損するパターンの典型です。

ビッグモーターの場合は、長期ローンを組まされていたと聞くので本当にアクシスです。

整備費用を貰ってもやっているのは洗車程度


指定工場を併設しているお店の場合は違うかもしれません。

私がいたのはあくまでも中古車販売店ですが、整備費用として確認していたのは車載工具の有無とバッテリーのインジケータ確認やオイルゲージでオイルの量を確認する程度でした。

実際にバッテリーのインジケータが悪い場合は、充電や最悪の場合は安物に交換することはありました。

オイルも量が少なければ継ぎ足す程度はしていました。

しかし、整備士免許を持っているスタッフがいるわけではないので、ガソリンスタンドの無料点検と同レベルの整備しかしていませんでした。

車検を取得する際も特に整備はしていませんでした。

車検なしの場合は、陸運支局に持っていきナンバー取得を兼ねて通していましたが特に整備はしていませんでした。

指摘事項があったら、光軸調整など簡単な内容はその場で対応することがありましたが、何もせずに車検が通るケースが大半でしたので、何もしていませんでした。

まとめ

一言で纏めると杜撰な経営を行っている会社が多いという事です。

中には優良なお店もあります。

個人店だからダメだとか、大手でもビッグモーターやネクステージの件もあるので優良とはいえません。

きちんと評判を調べたり、長く付き合いながら信頼関係を構築していくことが一番良いです。

私が暴露したネタについては30年近く前の過去の事ですが、ビッグモーターの例を見ていると現在でも杜撰な経営をしている事は明白です。

これらの経験があるから、失敗しない中古車選びができるようになりました。

自己防衛するためにも、優良は販売店や修理工場で購入しましょう。

それが難しいのであれば、新車をディーラーから買うのが無難です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年齢:50代
職業:会社員(社内SE)
趣味:・ランニング・ロードバイク
リスク資産:3300万円(S&P500、NASDAQ100)
資産比率(現金:投資)24:76
毎月積立額 15万円(新NISA込み)
持ち家:2007年購入 住宅ローン 残9年(1年前に10年固定で借り換え済み)
記事投稿依頼:TwitterのDMまたはお問い合わせフォームにて受け付けております。

目次